2019年が終わり、2020年が始まりました。
去年は桜木町店のリニューアルオープンを始め、
ガネーシャらしい「働き方改革」をダイナミックに行った年でもありました。
そして目標としていた
「SHOGUN BURGER新宿店 ハンバーガー部門百名店に選ばれる。」
という売り上げや利益などの数字の目標ではないものが達成することができました。これは本当に大きいことで、非常に価値のあることだと感じています。
すごく嬉しいです。SHOGUN BURGERのみんなありがとう!
一方で、会社としては色々見直した1年間でした。漢字一文字で表すと
「改」
組織を強くするのは時間がかかり、企業文化を作っていくのは並大抵の努力と継続力がなければ無理なことを思い知りました。
「心理的安全性」が保たれていないために現場で「考え、判断」していくことができていない状態がありました。
本来ガネーシャは「常にお客様目線であること」でなければいけないということをみんなに伝えてきました。
でも「常に上司からの目線であること」に一部の従業員は一時期なってしまったと感じ、非常に反省しています。
これは完全に社長である僕の失敗です。
2019年後半になると、少しずつ各リーダーたちが自分の想いや考えをぶつけてきてくれることが多くなりました。
「これでは満足度が下がります。だから、こうしないといけないのです」と強く訴えてくる店長たちも増えてきました。
非常にいいことです。僕は常に公平に判断することを約束します。
だからこそ、僕もその時に応じた意見を店長と議論していきたいと考えています。
今年2020年の漢字は
「磨」
業態を磨く(業態とは大将軍やSHOGUN BURGERなど、ブランドのこと)
SHOGUN BURGER町田店の立ち上げに入った時にやっと気づいたのです。2019年12月末でした。遅すぎました。
例えば、、、
ハンバーガーを提供する時に
「お待たせしました!チーズバーガー1つとダブルチーズバーガーです。」
というのと
「お待たせいたしました。チーズバーガー1つとダブルチーズバーガーです。バーガーラップに包んでお召し上がりください。また特製のマスタードが和牛に非常に相性がいいので是非お試しください」
というのとじゃ、圧倒的に味のクオリティが変わります。
ハンバーガーはラップに包んで食べてもらうからこそ、一体感が楽しめるもので、ナイフとフォークでバラバラに食べると絶対美味しくないのです。(SHOGUN BURGERがダイナミックに食べてもらうのが目的だし、綺麗なバーガーは求めていないし、しっかりとした食事ではない、あくまでもファーストフードだということを大事にしたいのです)
そしてテーブルにはケチャップや色々なソースが置いてあるが、本当に食べてもらいたいのはマスタード。このマスタードがめちゃくちゃ美味しいんです。
たったこの説明をスタッフさんにしてもらうだけで美味しさが圧倒的に変わります。めちゃくちゃ簡単そうなことですが、実はこれがあまりできていない。
店長にもうまく伝わっていなかったのがわかりました。どうしてそこまで強くやってほしい。とお願いしているのか、理解してもらっていなかったのです。
そしてマニュアルがなかった。スタンダードがないから、みんな迷子になる。当然の結果でした。
確かに料理一つ一つのクオリティを上げるのは重要だし、新商品の開発も重要です。それも磨く、一つのポイントです。
今年、重要なキーワードとして、、
「1分間、60点」
というガネーシャの接客行動からもつながりますが(説明は省きます)
「全てのスタッフが全てのお客様に70点以上の商品・サービスを提供すること」
を提供することです。そのためには先ほど説明した業態力を磨く必要があるのです。
接客マニュアルしかり、調理マニュアル、こだわりを伝えるオペレーションやメニュー、ホームページ、お皿、制服、などなど。
あのお客様だけ100点でこのお客様は40点だった。こういう状態を作らないためにも業態力を磨きたい。
店舗も14店舗になり、業態も4つとなりました。
今年は、
この4つの業態を磨きまくる。お客様の求めているものを本当に理解し、先取りしてあげる。ことを必ず実行していきます。
そのためにはみんなの発想力と実行力が必要です。
このスピードに限る。圧倒的スピードで変えまくってください。
僕を含め、上司の皆さん
大事なことは「納得させるために説得する」ことではないです。
本当に大事なことは「お互いが納得するために議論」することなのです。
現場の意見は大半は正しいのです。
そして一方で、現場の意見はその個人の経験や文化に偏っている場合もある。好みや、その人の常識に偏る場合もあるし
自店舗の状況しかわからない場合がある、悪いことではないですが、
近隣の他店がどのような価格設定をしているか新商品を出しているか、それも把握しなければいけません。焼肉屋でなくても、似通った店舗があるはずです。それが全てライバルです。
だからこそ、現場の意見に耳を傾けて、外部の要因と内部の要因、そしてお客様の声を拾い上げ、
大きな衝撃を与えられるヒントを探すのが本部の仕事だと考えています。
そして本部は現場のことを考え、サポートしていきます。
現場に入って手伝いますし、一緒になって業態力を磨きます。
今年は本当に面白い年になるでしょう。
今までやってきたことが全てつながっていき、
お客様により良いものを提供できるのが楽しみです。
みんな、ミスを怖がらないで!
いや、本当はミスなんてないんです。成功するまで、達成するまで
やり続けましょ!
全てうまくいきます。